政府は12月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。景気の基調判断を「
悪化している」と3カ月連続で下方修正。基調判断を「悪化」としたのはITバブル崩壊後の02年2月以来
6年10カ月ぶりで、下方修正は今年7回目。
景気の先行きも「当面、悪化が続くとみられる」とし、日本の景気後退が長期化・深刻化することに懸念を表明した。
報告は主要項目のうち、生産、企業収益を「大幅に悪化している」に改めるなど合わせて6項目の判断を引き下げた。このうち
基調判断を下方修正した最大の要因は雇用情勢の悪化。
また財務省が発表した11月の貿易統計速報(通関ベース)で輸出総額は
前年比−26.7%となり、1980年以来
過去最大の減少率に。世界経済の低迷を背景に自動車や半導体などの輸出が落ち込んだ。
輸出額から輸入額を引いた貿易収支(貿易統計ベース)は2234億円の赤字に。貿易収支は10月も赤字で
2カ月連続の貿易赤字は約28年ぶりとなる。
発表される統計や数字は悪くなるばかりだ。各エコノミストの2009年の経済見通しも余り芳しくない。
来年は本当に大変な年になるかもしれない。
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