大沢在昌の『狩人』シリーズ
『北の狩人』

内容(「BOOK」データベースより)
新宿に北の国から謎の男が現れる。獣のような野性的な肉体は、特別な訓練を積んだことを物語っていた。男は歌舞伎町で十年以上も前に潰れた暴力団のことを聞き回る。一体何を企んでいるというのか。不穏な気配を感じた新宿署の刑事・佐江は、その男をマークするのだが…。新宿にもう一人のヒーローを誕生させた会心のハードボイルド長編小説。

内容(「BOOK」データベースより)
ついに、北の国から来た男の正体と目的が分かった。その瞬間、新宿署の刑事だけでなく暴力団の幹部までもが息を呑んだ。「あの時の…」彼は十二年前に葬られた、ある出来事の関係者だったのだ。過去の秘密が次々に明かされていく。やがて彼は「獲物」を仕とめようと最後の賭けに出る。だがそこには予想だにしていない悲しい結末が待っていた。
『雨の狩人』

内容(「BOOK」データベースより)
新宿のキャバクラで、不動産会社の社長が射殺された。捜査本部に駆り出された新宿署の佐江が組まされたのは、警視庁捜査一課の谷神。短髪を七三に分け、どこか人を寄せつけない雰囲気をもつ細身の谷神との捜査は、やがて事件の背後に日本最大の暴力団・高河連合が潜むことを突き止める。高河連合の狙いとは何か?人気シリーズ、待望の第四弾!

内容(「BOOK」データベースより)
佐江と谷神は高河連合が推し進める驚くべき開発事業の存在を暴き出した。だが、ヒットマンらしき男に命を狙われる佐江。死をも覚悟したその時、ライダースーツ姿の謎の人物が殺し屋の前に立ちはだかった…。高河連合の「Kプロジェクト」とは何か?佐江の「守護神」とは誰なのか?白熱のエンターテインメント巨編、圧巻の大団円!
『砂の狩人』

内容(「BOOK」データベースより)
暴力団組長の子供ばかりを狙った猟奇殺人が発生。警察庁の上層部は内部犯行説を疑い、極秘に犯人を葬ろうとした。この不条理な捜査に駆り出されたのは、かつて未成年の容疑者を射殺して警察を追われた“狂犬”と恐れられる刑事だった。

内容(「BOOK」データベースより)
被害者は喉に携帯電話を押し込まれて死んでいた。暴力団員は、中国人マフィアの仕業だと勘違いして暴走、全面戦争に発展していく。機動隊が緊急配備され街が騒然とする中、“狂犬”はみずからの体を標的として犯人をあぶり出そうとする。しかし、それをあざ笑うかのごとく連続する殺人事件。犯人の目的は何なのか…。警察庁の女性キャリア・時岡は、ついに“狂犬”に拳銃の使用を許可する。男も女も破滅の予感をひきずりながら、最後の狩りを始めようとしていた。
『黒の狩人』

内容(「BOOK」データベースより)
中国人ばかりを狙った惨殺事件が続けて発生した。手がかりは、死体の脇の下に残された刺青だけ。捜査に駆り出された新宿署の刑事・佐江は、捜査補助員として謎の中国人とコンビを組まされる。そこに、外務省の美人職員・由紀が加わり、三人は事件の真相に迫ろうとするが…。裏切りと疑惑の渦の中、無数に散らばる点と点はどこで繋がるのか。

内容(「BOOK」データベースより)
連続殺人を中国政府による“反政府主義者の処刑”と考えた警察上層部に翻弄される佐江たち。一方中国は、共産党の大物を日本に派遣し、事件の収束を図ろうとする。刑事、公安、そして中国当局。それぞれの威信と国益をかけた戦いは、日中黒社会をも巻き込んだ大抗争へと発展する…。かつてないスピードで疾走するエンターテインメントの極致。
新宿署を舞台にした小説ですが『新宿鮫』シリーズとは少し趣が違っています
とは言え、このシリーズの主人公:新宿署の佐江刑事もなかなかのキャラで
思わず物語に引き込まれてしまいます。
結局全4作品とも再読してしまいました!
順番通りに読み進めた方がいいかもしれませんね
発売順は『北の狩人』 『砂の狩人』 『黒の狩人』 『雨の狩人』